金券ショップを普段から利用していますか?
金券ショップで購入できる商品券や株主優待、新幹線のチケットなどを活用することで、クレジットカードの還元率を簡単に上回る割引を実現することができます!また、クレジットカードが使えないお店はクレジットカード使いの方々は敬遠しがちですが安いお店も多いです。そんなお店でも金券なら使えるというところもあるので、そうした工夫でさらにお得に生活できる幅を広げられます。
今回はそんな金券ショップを最大限活用することでできる節約術を紹介していきます。
目次
金券ショップを活用するメリット
最大のメリットは商品を実質割引で買えるという点です。
割引率もクレジットカードのポイント還元率より高いものが多くあるため、有効活用すれば大きな節約効果を生むことができます。
他にもクレジットカードはあまり使いたくないという方でも、金券ショップで金券を購入して使う形であれば現金派の方でもお金の管理がしやすくなります。
金券ショップで購入できるもの
金券ショップで買えるものは、かなり多くのものがあります。変わったものだと年賀状なども買えるため、かなり活用する幅はあります。割引率は金券ショップがある地域によって異なるものがあるので、参考としてお考えください。
大体以下のような種類のものがよく売られています。
- 株主優待券
- 切手、はがき
- 商品券、ギフトカード
- 新幹線、国内線の航空券、電車、バスの乗車券
- レジャー、テーマパーク、プロ野球、サッカーの入場チケット
- 映画館の鑑賞券
- 印紙
金券を買う際のポイント
金券を買う際は
- 使える店舗が多い、使う機会が比較的高いため利便性が高いもの
- 特定の店舗や少数の店舗、使える対象の商品が限定されているもの
の2つのポイントで分けて買い分けていくと、宝の持ち腐れにならず使っていくことができます。
このあとでは上記の2つのタイプ別に金券を紹介していきます。また、節約するために金券を買うということは使い道を明確にしてから買う必要があります。デパートの商品券は買ったものの、少し高めのデパートだったために普段使わず無理矢理使い切ったという状況になってしまっては本末転倒です。少なくとも月に1回以上使うようなお店で使えるものはまとめ買いで購入しても良いですが、それより少ない頻度でしか使わないお店での利用を考えている場合は使う機会ができてから、金券ショップで購入するようにすると無駄遣いを減らすことができます。
金券を使う際のポイント・注意点
金券は種類によって使える店舗が決まっています。また、利用期間の制限や一度のお会計でいくらまでという制限があることがあります。
お釣りの出ない金券は会計金額のギリギリまで金券を使用し、端数を現金で支払う形にすると無駄なく使うことができます。お釣りの有無は必ず確認してから使用しましょう。また、金券が使える対象のお店が自分からすると多少割高だと感じていて普段行かないようなお店しかなければ、その金券の購入は見送りましょう。普段からもっと安いお店が近くにあり、そこを使っているのならばそこを使ったほうが得になるパターンもあります。
利便性が高い金券
ここからは各金券の解説と評価を入れていきたいと思います。
JCBギフトカード・JTBナイスギフト
券面額面 | 1,000円、5,000円 |
お釣り | 不可 |
金券ショップ販売価格の相場 | 980~990円、4900~4950円 |
割引率 | 1%~2%程度 |
使えるシーン | 百貨店・大型店・スーパー・家具家電・ホームセンター・専門店・飲食店・タクシーなど |
使える店舗数 | 100万店舗以上(JCBギフトカード利用可能店舗一覧公式抜粋) |
使いやすさ | |
節約度 | |
有効期限 | なし |
信販系ギフトカードにはJCBギフトカード・JTBナイスギフトの他にもVISAのVJAギフトカード、三菱UFJニコスギフトカード、UCギフトカード等があります。
JCBギフトカードとJTBナイスギフトと名前が分かれていますが、どちらも同じ(株)ジェーシービーが発行元で使える店舗などは同じです。
その中でもこちらをオススメする理由として、利用できる店舗数が圧倒的に多いことです。金券を買う際にありがちな「買ったはいいけど、使う機会がなくてタンスの肥やしになっている。」という状態になりにくいです。そのため、普段から日常的に使うお店で使えるというポイントが重要となってきます。
注意点として、JTBナイスギフトは一時期ニセモノが出回っていたことがあったので、ネットで買う際は信頼できる店かどうかの判断をしっかりとしたほうが良いです。もしくは、ネットで買う際はJCBギフトカードのみを購入するようにすると安心です。
日常以外では旅行の際に、ホテルなどの支払いに使えるところもあるので予約しているところが使用可能ならば、旅行前にぜひ買っておきましょう。
ジェフグルメカード
券面額面 | 500円 |
お釣り | あり |
金券ショップ販売価格の相場 | 475~485円 |
割引率 | 3%~5%程度 |
使えるシーン | ファミレス、ファーストフード、居酒屋などの大手飲食チェーン店など |
使える店舗数 | 3,5000店以上(ジェフグルメカード主な加盟店) |
使いやすさ | |
節約度 | |
有効期限 | なし |
お釣りが出るのでガンガン使えて、しかも使えるお店も高いところだけではなく普段から昼食などで使うことの多いお店も多いので節約面でもバッチリです。
お釣りが出るというポイントはかなり高く、投資をして利益を上げているのと同じ効果があります。詳しくはジェフグルメカードの別記事を作りますので、そちらを参照していただけたらありがたいです。
ジェフグルメカードの素晴らしいところは、金券ショップでの流通量が多いので買いたいのに買えないという状況がほとんどないというところです。筆者も常に1万円分くらいはストックをしていますが、基本的に在庫切れで買えなかったということは今まで数回程度しかなかったと思います。(それでも翌日には入荷していました。)そのため、サラリーマンの方などで外食を必ずする必要がある方にはぜひ使っていただきたいです。
上手く活用すれば、消費税5%時代の価格くらいで外食費を回せると考えればお得度は伝わりやすいかなと思います。昼食を毎日500円で食べている方なら480円でジェフグルメカードを入手した場合、一年間で7300円も節約可能です。
QUOカード
券面額面 | 300円、500円、700円、1,000円、2,000円、3,000円、5,000円、1万円 |
お釣り | なし(QUOカードの残高が使用分減る) |
金券ショップ販売価格の相場 | 291~297円、485~495円、679~693円、970~990円、1940~1980円、2910~2970円、4850~4950円、9700~9900円 |
割引率 | 1%~3%程度 |
使えるシーン | コンビニ、ドラッグストア、ファミレス、ガソリンスタンド、書店など(QUOカード使えるお店情報公式) |
使える店舗数 | 約57,000店 |
使いやすさ | |
節約度 | |
有効期限 | なし |
おそらく多くの方がもらったり使ったりしたことがある金券だと思います。
注意点として、QUOカードはコンビニで5,000円券は5,070円分、1万円券は10,180円分の利用ができます。そのため、1.4~1.8%分追加でつくため金券ショップではそれより安く買えるときに買わないと損してしまいます。
QUOカードはコンビニ等で使えますが、節約志向の方はあまり使う機会がないと思います。しかし、ENEOSやJASSのガソリンスタンドでは使えるため車やバイクを使う方は使う機会があると思います。また、コンビニを全く使わないという方も少ないと思うので、多少持っておくと便利だと思います。お釣りは出ませんが、カードの残高が減るだけで使い切るまでしっかり使用できますので、そういった点でも使いやすいと思います。テレフォンカードやチャージのできないSuicaやPASMOのような感じと考えていただくとわかりやすいと思います。
特定の店舗やシーンでお得な金券
こちらは特定の店舗やシーンでしか使えないですが、上記の利便性の高い金券より割引率が高くなり節約度の高いものを紹介していきます。
青春18きっぷ
定価 | 11,850円(2,370円/回) |
金券ショップ販売価格の相場 | 残り回数、残り期間により大きく異なる |
割引率 | 〃 |
有効期限* *年によって異なることがあるので、目安としてお考えください。 | 【春】3/1頃~4/10頃 【夏】7/20頃~9/10頃 【冬】12/10頃~1/10頃 |
青春18きっぷはJRが発売する切符でJRでの特急列車、新幹線等を除く普通電車の1日乗り放題券になります。
名前が18きっぷとなっていますが、年齢制限等はなく大人の方でもどなたでも買うことができます。詳しい使い方等は他サイト様をご参照ください。こちらでは安く購入するためのコツを紹介していきます。
基本的に有効期限ぎりぎりになればなるほど、値下げされていきます。また、金券ショップにより売り方は様々なのですが、残り回数分を全て売るタイプの金券ショップであれば残り回数が多いほど1回あたりの料金はおトクになります。逆に1回分だけ残っているものなどは使い勝手が良いため、人気であり値段も多少割高となります。
有効期限ぎりぎりの購入がオススメですが、時期的に金券ショップが買い取りもしなくなるため在庫をしっかり確認してからの購入をオススメします。